SDGsと伝統工芸
2ヶ月ほど前、伝統工芸士で仏具を制作されている中澤様がご夫婦で店にお越しになりました。奥様の胸に光っていたペンダントトップに思わず目が釘付けになりました。今までに見たことの無いデザインと素敵な輝きでした。よくよくお聞きしたところ、役目を終えた仏壇の装飾品を外して洗い、金箔を施して仕上げたものとわかりました。扇形の部分の下地は木で軽く、張った金箔の輝きは、まさしく値千金のものでした。
役目を終えたものに再度命を吹き込み、新しい意味を生み出す。素敵な仕事に共感し、思わずピアスの制作をお願いいたしました。出来上がったのがこれ!
素敵でしょう・・・
古きものを廃棄することは簡単。でもまた新たな命を吹き込むことは、本当に素敵な作業。大切に使わせて頂きます。